細かいミスに囚われるなという意見がある。
これは学者であったり、能力が高いとされる人から比較的よく聞く印象がある。
細かいミスに囚われて萎縮するよりも、もっと創造的な面を伸ばせとの意見である。これは確かにそうだ。
ただ、これはあくまでその人の段階の問題であって、ミスの多い子が「そうだ!そうだ!」と同調してしまえば、それは「悪魔のささやき」でしかない。
ミスが多いのは目の動きの弱さと連動していて、目が届かないから気づきが薄く、ミスを発見できないのである。これは、目を動かさなくても画面の方が動いてくれる動画やスマートフォンの影響も大きい。
ミスが許される創造的な現場で働けるならば良いが、実業でのミスは致命的なものがあり、レストランで食べ物に髪の毛が一本入っていたらトラブルになるし、ホテルのルームメイクで髪の毛一本残っていただけで客から気味悪がられる。
やはり、ミスから目を背ける訳にはいかず、ミスに気づく集中力を養う必要がある。
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