O・K君(小6)

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ぼくは、この約三年間KJラボにきてたくさんの事を学びました。

たとえば人との接し方や礼儀など基そ的なことを教えてもらいました。そして学習はなんども同じ事をくり返してようやく自分に身に付く物だと教えてもらいました。ぼくは、KJラボに来る前は勉強などは、てんでだめでした。しかし先生が一対一で向き合ってくれて、苦手だった国語も得意になりました。

学習の事では間ちがったところをなんどもなんどもやってわかるまでやるということを教えてもらいました。そして気づいたら、ぼくは国語が得意になっていたのです。さらにぼくは、今まであまり勉強ができていなかったので勉強面では、かなり下に見られていました。しかしKJラボのおかげで、勉強ができるといった分類に入っていました。

なのでKJラボの神尾先生には、感謝しています。ありがとうございました。これからもがんばって勉強にはげみたいと思います。
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O・K君は小学4年だった2020年の9月に入塾。
当初はワチャワチャした感じが好きな少年だったが、あれから約2年半を経て、今では当塾屈指の「気配りボーイ」に成長した。狭い教室で私がO・K君の脇を通ると、通路側に置いた自分のバッグにさりげなく手を添えて、私の通行のさまたげにならないように配慮する。退出時は自分の椅子だけでなく隣の椅子にも視線を送り「よし、大丈夫だな」と位置を調整している。

これらのことは当塾が指導したというよりも、年齢を重ねて彼自身の生来の本質が見えてきた側面もある。

もちろん気配りが過ぎれば消耗するし、ストレスも溜まるから「もっとのびのびしていていいよ、気配りはほどほどでいいよ」と思う一方、O・K君がこの姿をある程度持続していけば、25歳くらいからO・K君の良い面が社会的に評価され、光が当たると私は確信している。

人間自体のロボット化が進み、学力は高くても<気配りの出来ない人が増えている>現代社会において、O・K君の存在はこれから稀有で貴重なものとなるに違いない。AIに淘汰されない舞台で仕事ができるようになる。やはり、見ている人は見ているし、上の人からも目を掛けられるようになる。「情けは人の為ならず」でO・K君の日々無意識のうちに積む徳が、彼自身に還元されるのだ。

O・K君は新中1として、4月からも通塾継続。更なる成長を楽しみにしている。

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