おすすめ文具

◎フリクション
http://www.pilot.co.jp/products/pen/frixion/

文字が消せるボールペン、フリクション。まだ使っていない生徒は、フリクションに切り替えると良いだろう。赤(最重要)・青(準重要)・緑(書き込み用)の3色を購入して、従来の色ペンから交換してしまおう。従来型の色ペンを使っている生徒で、書き間違えるといちいち修正テープを貼ってから書き直す者が女子を中心によく居るが、時間も手間ももったいない。フリクションの登場により、そういう無駄な行為を消滅させることが出来る。

◎MONO消しゴム
http://www.tombow.com/products/mono/

定番中の定番。「カドケシ」「まとまるくん」よりも耐久性、実用性で「MONO」の方に軍配が上がると私は思うのだが。

◎7mm方眼ノート
http://www.showa-note.co.jp/japonica/japonica_section/
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus_j/lineup/01.html

数学の苦手な生徒が横線しか引いていないスタンダードなノートを使うのは愚の骨頂。キャンパスノートのA罫・B罫を使うのは、高校受験上級または高校生からで良い。数学が苦手な生徒は方眼ノートを使って「1マス1数字」で途中式を大きくきちんと書く訓練をすることだ。そして、途中式と途中式の間は必ず1行空ける。これ重要。

方眼サイズについては、10mmでは大きすぎる。(小学生は10mmでも良い)、かといって5mmでは細かすぎる。従って7mm~8mmが適当。10mm方眼で5mmごとに罫線の引いてあるノートを使用する生徒もいるが、目が痛くなるだけなので使用しない方が良い。

あと、どんな学年・教科でもキャラクターもの、グッズ・ノベルティもの、まして各ページに薄くキャラクターの絵やサッカーチームのロゴが印刷されているようなノートはすぐ捨てて欲しい。そういうノートを使っていて勉強の出来る生徒を見たことが無い。

◎コンパス

ホームセンターで販売しているコンパスは、円を描いている途中で半径が変わって「の」の字になってしまったり、使いにくい。このステッドラーのコンパスは若干割高であるが、専門家向けの製図道具を製造している会社なので、スクールコンパスであっても写真のように中車がついていてネジを回すと半径が調整できる。作図問題をしっかりこなしたい生徒にとっては強い味方となるだろう。

あと、コンパスは上部の持ち手をつまんで円を描くだけでなく、軸足の針に近い部分を手で持って、紙を回転させて描く方法もある。もう一点、針を刺す時は用紙の下に数枚の紙を敷いておこう。クッションとなりそこに深く差し込めるので、軸がブレなくなる。

◎キットパス
http://www.rikagaku.co.jp/items/kitpas.php

チョークの定番「ダストレスチョーク」を製造している会社が作った新商品。湿ったチョーク、または消せるクレヨンと思えば良いだろう。ガラス面や鏡に落書きをして、濡れたタオルで水ぶきすればきれいに消える。家の中に大きな窓ガラスがあれば、小さい子なら落書きが出来るし、小学生以上だったらそこに問題や答えを書いて親子でクイズ合戦も出来るし、立ってウロウロしながら漢字や英単語の練習も出来る。

先生志望の生徒ならば、深夜窓ガラスに向かってこっそり「ひとり先生ごっこ」も不可能ではない。人間は座学では飽きてしまうものである。立ってウロウロしながら板書感覚。かく言う私も、中学生の頃は紙と鉛筆に飽きてくると、窓ガラスにホワイトボードマーカーで計算や暗記の練習をしたものだ。