立場上は私の教え子ということになるらしいが、年齢は近いのでむしろ「同志」という感覚である。
私が大学2年生の時に1年間だけ講師で勤めていた塾があって、その時に彼が高1(?)の夏期講習で私の数学の授業を受けていた。
昨年、神社の月次祭(つきなみさい)に突然訪れてくれて、祭典後歩いて帰らせるのは申し訳ないから鎌ヶ谷駅まで車で送りますよ、ということになった。車中「あの時の神尾先生ですよね?」という話になり、「え、あの時の某アカデミーの?」と、そういう経緯での再会であった。
大手有名進学塾の教室長までも経験した彼が、昨年理想とする塾を立ち上げた。
「誠塾」
http://www.makotojuku.com/
このホームページを読んで、私は感涙…。
(「私たちについて」のページだけでも、是非読んでみてください)
真っ直ぐに、自分の信じる道をカタチにしようとしている。
自分でもがきながら、考え続けながらつむぎ出したノウハウは、最強である。
そして最終的に生き残るのも、そういう直球の信念、そのものである。
表向きだけきらびやかで中身のスカスカな世間一般の学習塾どもに怖気づくことなく、わが道をそのまま進んで欲しい。
齋藤先生。がんばれ。