パズルの字は雑でも指摘しない

当塾では、文字をある程度丁寧に書くこと、消しゴムで消す時はある程度綺麗に消すこと。この二点を大切にしている。それは、自分で自分の字が分からなくなるという墓穴を掘るのを防ぐことと、読む相手への思いやりを養う意味がある。

しかし、ひとつだけ例外にしているものがある。
パズルである。

当塾では集中力を養うスパイスとして、または目の動きを鍛える道具として数独やクロスワード的なパズルを学年に関わらず取り入れている。小学生の入塾当初は字を乱雑に書いてくることも多いが、パズルに関しては雑だから直せと私は言わない。

それは、パズルを処理することがそのパズルに取り組む目的だからだ。もうちょっと言ってしまえば、字を丁寧に書くためにパズルを解かせている訳ではない

ここを取り違えて、そんな雑に書くなとか、しっかり字を消せとかしてしまうと、生徒にとってはパズルに取り組むモチベーションが低下してしまう。先の記事にも書いたが、大切なのはリズム感、一定のテンポを獲得することである。

必要な指導はそれぞれの場面に応じて変わってくる。
何をするにしても、<何を目的としてそれに取り組んでいるのか>を明確にして、<必要な手段を使い分ける>ことが肝要である。