得点は平均点により価値が異なる

例えば、具体的な数字で見てみよう。

<中間テスト>
国語66(平均72)
社会24(平均66)
数学20(平均64)
理科27(平均72)
英語41(平均59)

<期末テスト>
国語24(平均61)
社会33(平均52)
数学49(平均50)
理科46(平均67)
英語24(平均52)

この成績をどのように評価するか。
のび太くんのお母さんだったら、「のび太!勉強しなさい!」とヒステリックに怒るかもしれない。
「20点台、30点台、何やってんの!!!」と。

ところが、だ。
得点というのは、平均点によってその価値は異なってくる。

もう一回言おう。
【得点は、平均点によってその価値が異なる】

教科ごとの順位が出ていれば、まだ指標として成績のUP・DOWNが判別しやすい。偏差値が出ていれば結構だが、公立学校では偏差値が追放されているので偏差値での評価が出来ない。

そして、高得点が取れるのならばまだしも、必ずしもそうならず、平均点の手前を毎回右往左往してしまう生徒がいることも事実。

そんな生徒に向かって、得点の多少だけで評価をしてしまったら、大人として子供に対し重大な過ちを犯してしまうことになるかもしれない。

そこで。

<中間テスト>
国語66(平均72)⇒平均点に対する得点率92%
社会24(平均66)⇒平均点に対する得点率36%
数学20(平均64)⇒平均点に対する得点率31%
理科27(平均72)⇒平均点に対する得点率38%
英語41(平均59)⇒平均点に対する得点率69%

<期末テスト>
国語24(平均61)⇒平均点に対する得点率39%
社会33(平均52)⇒平均点に対する得点率65%
数学49(平均50)⇒平均点に対する得点率98%
理科46(平均67)⇒平均点に対する得点率69%
英語24(平均52)⇒平均点に対する得点率46%

このように【平均点に対する得点率】を割り出してみる。単純に「得点÷平均点」。

すると、
国語92%→39%
社会36%→65%
数学31%→98%
理科38%→69%
英語69%→46%
社会・理科は2倍近く、数学は約3倍パーセンテージが上がっていることが分かる。

ここで、
国語・英語:中間テストはこれまでの貯金で得点出来ていたが、基礎の積み重ねが足りない事から期末では実力不足が露呈してきたね。
数学:〇〇先生が継続的に頑張ってくださったね。
社会・理科:△△先生が直前対策で得点を積み上げて下さったね。

と、本人も努力ももちろん、誰がどのように動いてこの結果になったのかを具体的に評価することが出来る。

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