紙の辞書か、電子辞書か

面談で頻繁に話をする割に塾通信で書いたことが無かった。
選ぶべきは「紙の辞書か」「電子辞書か」というテーマ。

当塾では
◎中学3年までは紙の辞書で
◎高校1年からは電子辞書で

とお伝えしている。

電子辞書は目的地に一発でたどりつく利便性においては優れているが
簡単にいえば「A,B,C…そしてDを見つけた!」というアナログの語感が養われないので、小中学生において電子辞書は時期尚早だと思っている。

高校生になれば英和・和英辞典に国語辞典、時には古語辞典なんて全て持ち運ぶことは容易でないし、低学年で語感が養われているから一発検索の電子辞書でよい。

辞書は数をこなすほど調べたい言葉がスピーディに調べられるようになり、時にはパッと開いたページに目的の語を見つけることもある。小中学生で紙の辞書をひくのは、こういった手の触覚この辺りではないかという勘。ひっくるめて人間の基礎的な能力開発に繋がっている。

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