塾用教材の展示会

塾用教材の展示会シーズンに入った。

これまではグランフロントや阪急グランドビルといった大規模会場を貸し切って開催されていたが、コロナ禍以降は入場者数の制限や時間指定の予約といった制約が加わる様になり、今年はいよいよ某最大手が会場開催を廃止してメタバース形式のオンライン展示会に切り替えた。

北海道から沖縄まで全国の都道府県で対面開催するための会場費、人件費、見本用の教材印刷費を考えれば、オンライン会場一本に切り替えることのコスト削減効果は絶大なものがあるだろう。

ただ、私のような塾運営側としては教材との出会いは「ハプニング」による所が大きく、たまたま会場で手に取った見本教材に惚れてしまい、その後の導入に至る場合もある。

オンラインの場合は、事前にカタログで目的の教材を決めておいて、そこを詳しく見る意味では使い勝手が良いが、ハプニングが起こりにくい。だから、新たな教材との出会いが生まれにくいデメリットがある。

当塾も、一方通行のセミナー配信ならばオンラインが向いているだろうが、生徒の「気」を読みながら集中できる、気分のあがる指導の一手を打つ以上、対面の方が断然向いている。

デジタルとアナログの両刀使いへの模索はあらゆる業種でこれからも続くことになる。

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