勉強苦手の三要素

勉強苦手の三要素は「読まない・考えない・覚えにくい」
どうしてもここに集約される。

▼読まない

今、私の目の前にピップエレキバンのMAX200の箱があって、「磁気でじんわり血行改善」と書いてある。「磁気で、フムフム。磁石か。じんわり、なるほど。じっくり浸透するのだな。血行、ほう、血の流れが。改善、良くなるのね」と、このようにかみ砕きながら自分の中に浸透させていく行為が「読む」である。

ところが、読むことが苦手の場合、「磁気でじんわり血行改善」という文字の上を目がスッと滑るだけなので、じゃあ何が書いてあったの?と問われてもポカンとしてしまう。勉強が苦手な子は、一事が万事でこういうことが起きているので、常時「読まない」「読めない」となってしまう。

▼考えない

「読む」のは意味を理解しながら「考える」ことなので、読まなければ当然考えることも出来ない。実は目を凝らしてジッと「読む」ことが考えることの出発点になる。だからこそ小学生の間に母国語をしっかり「読む」訓練がとても大切なのだ。

▼覚えにくい

覚えることが得意な人がいる。その場合はいわゆる偏差値が上がりやすい。従来型の知識偏重タイプの試験や教育方法に向いている。その反対に、覚えることが苦手な場合は従来型の試験に対応しづらく、結果的に自己肯定感を得られにくい。

覚えるかどうかは、その人の興味・関心の問題もある。私だって、株価や土地の相場の話は本当に頭に入ってこない。興味・関心のないものは覚えられないからだ。

では好奇心を磨いて、覚えるものの範囲を広げましょうという論理も分からないでもないが、記憶力の高い人は興味・関心のないものでも覚えやすい所があって、そういう人を見てしまうと、自分に壁を感じてしまう。現在の教育改革はシンプルに「脱・知識主義」がメインであるが、そうは言ってもまだまだ記憶を問われる試験は多い。

このように「勉強の苦手」を三要素に分解することで、漠然と「勉強が苦手」なのではなく、何が具体的に問題なのかを分析して把握できる。

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