伸びる子は自分で考えている

学習塾として独立して12年になるが、年を重ねるごとに大手塾(集団塾)的発想からますます抜けつつある。

冬休みになれば冬期講習用の教材を使う、受験算数であれば特殊算を単元ごとに習得させる。という風に、いわゆる指導の定石があるのだが、これまでは生徒の実態と関係なく決まったカリキュラムを生徒に押し付けて、しかもそれに対して私自身が無神経であった。

その方法では「まず過不足算を覚えなさい」「まず方陣算を覚えなさい」と暗記型で問題と解法パターンをインストールさせて、それを紙上に再現させるという、結果的に暗記したことしかアウトプットできない、シカクいアタマから脱却できない「死んだ」人間づくりになってしまっている。

こういった悪い慣習に対する改善策が、ひと昔前に始まった適性検査型の入試であったり、今回の大学入試共通テストに見られる思考力を問う問題づくりなのである。

さて、今私が取り組もうとしているのは、特殊算を特殊算と気づかせない段階でまずどのような方法でもよいから自力で答えを出してみよう、と。それをクリアしてから初めて定石を伝える。「まず自分で考える、自分で考えた結果が正しいという自信を持たせる」これをまず本人の土台に据え付けるのである。これはサバイバルの中を生き残る力、生命力にも繋がる。それは自分で考えもせずに「習っていないから解けない」と平気で言えてしまう<ひ弱な>子の対極に位置する。

指導法はまだまだ進化(深化)させられるはずだ。生きた最新の取り組みを引き続き実践してみたい。

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