先週の火曜日、卒塾生のI・Sさんから電話をもらった。
「日本大学芸術学部演劇学科に合格しました!」
塾が神社の社務所にあった当時、I・Sさんは中学受験。現在高3なので中高一貫の6年間をこれで終えることになる。小学生の頃は水泳少女だったが中学に合格後、ほどなくして「お笑い」の道に進みたいと熱意を示し始めた。吉本のお笑いが大好きで、長期休暇があれば大阪や京都の花月に出かけていった。
今年、「わにこ」という漫才コンビを組んでイオンと吉本が主催する「ハイスクールマンザイ2019」に出場。関東ブロックの準決勝まで進んだ。
※ハイスクールマンザイ2019 準決勝進出者 (I・Sさんは左側)
まさかこの子がお笑いの道を目指すなんて…という驚きも私のなかにはあったが、I・Sさんは本気で「吉本新喜劇」の舞台に立つことを熱望している。
日大芸術学部は演劇学科だけでも、三谷幸喜(脚本家)、蒼井優(女優)、本仮屋ユイカ(女優)、高橋英樹(俳優)、宍戸錠(俳優)、志垣太郎(俳優)、大澄賢也(俳優)、石丸謙二郎(俳優)、立川志らく(落語家)、中村獅童(歌舞伎役者)、市川團十郎(歌舞伎役者)、太田光(漫才師)、田中裕二(漫才師)、木原実(気象予報士)、冨永みーな(声優)とまあ、卒業生の大変な顔ぶれである。
まずはNSC(吉本総合芸能学院)を目指すことになるのだろうか。いずれにしてもなんば花月の舞台にI・Sさんが立つその日を、私も楽しみにしよう。
とにかく、合格おめでとう。