あべの翔学高校(阿倍野区)

■アクセス
近鉄南大阪線の河堀口(こぼれぐち)駅から徒歩2分。電車を降りて、猛暑のなか汗をかく手前で正門に到着する、そんな感じ。天王寺駅からは徒歩12分。

■歴史
明治2年(1869)薬問屋の立ち並ぶ道修町(どしょうまち)に生まれた小西久兵衛。小西家は江戸時代から幕府公認で薬の原料を扱っていた。その小西久兵衛が昭和4年(1929)に設立したのが大阪女子商業学校。当時の東区糸屋町というので、当塾のすぐ近く、中大江公園のあたりだ。

昭和6年(1931)現在地に移転、平成7年(1995)大阪女子高校に改称して、平成26年(2014)男女共学化と共に「あべの翔学」高校に改称された。

学校法人朝陽学院のホームページによると、昭和23年(1948)から平成18年(2006)まで大阪女子高校の附属中学校が存在していたようだ。

■附属幼稚園
正門の目の前には、昭和21年(1946)に開所した朝陽幼稚園がある。

■コース
◎特進1類(難関大学を目指す)
◎特進2類(私立文系大学を目指す)
◎普通進学(2年次より「看護・医療、幼児教育、情報、総合、スポーツ」の5専攻に分かれる)

スポーツ専攻は専願のみとなるが、実績不問のため、希望する生徒は誰でも出願できる。

■男女比
男子53%:女子47%

■今春の卒業生の進路
◎大学49%
◎短大5%
◎専門学校29%
◎就職13%
◎その他4%

■軟式野球部(強化指定)
2017年に創部した「軟式野球部」(※硬式ではない)。
2025年8月、全国高等学校軟式野球選手権大会の大阪大会で優勝。全国大会の準決勝に進出し、8/29(金)準優勝が決まった。

■吹奏楽部(強化指定)
2024年度大阪府吹奏楽コンクール中地区大会で金賞。吹奏楽部独自の奨学金制度もある。

■その他
先日の府立寝屋川高校(築85年)に勝るとも劣らない重厚感のある本館。恐らく昭和6年(1931)の建築と思われる。

5階の講堂で開催された説明会。終了後の校内見学は実施されなかったため、他の参加者がエレベーターで降りるところを私は階段を下りながら各階の様子を見ていった。

そういえば、2年前くらいに「あべの橋」から大阪空港(伊丹空港)に向かうリムジンバスに乗車した際、修学旅行に向かう本校の大勢の生徒たちと同乗することになった。

素朴な生徒たちでバス車内の雰囲気もよく、私は好感をもったのを覚えている。

勉強に大きな自信はないが安心した環境で高校生活を送りたい、というニーズがあるならば本校を選択肢に入れるのは充分アリだと思う。

(2025年8月27日訪問)