文章の骨格は『主語』と『述語』

私が好きな教材会社のひとつ、都麦出版のメルマガで代表の鳥居先生がこんな文章を書かれていた。

(抜粋ここから)
しっかりした英文を作ったり、英文を読解したりするために、最低限必要なことは何でしょうか。それは、英文内における「主語」「述語(動詞)」の理解と把握です。

最近、小社の『ろんりde国語』が注目を浴びています。その理由の一つには、日本文において、「主語,述語を把握するための徹底トレーニングができる」ことにあるようです。文章の意味を深く理解するには、文章中の主語,述語を把握することが大前提です。しかし、それらがわからない生徒も多く、単語だけを追って意味を理解しようとする、いわゆる「AI読み」をする子が増えているようです。

※つむぎNEWS・ 2019年11月6日より引用
(抜粋ここまで)

作文が苦手な生徒の特徴に、「主語」と「述語」が対応していないことが挙げられる。

例えば、「私は掃除をすることはとても大切なことです」・・・主語は「私は」、述語は「大切なことです」。繋げると「私は大切なことです」となり、意味が通じない。「私は掃除を」「掃除をすることは」「することはとても」「とても大切なこと」のように部分は理解できるが、全体を見た時に意味が通じない。

言いたいことを次々に盛り込んでも骨格が見えていなければ文章にならない。例えば会社だって思い付きでポンポンとその場のアイディアばかり出していても、その奥に一つの筋書きが描けていなければ経営が破綻してしまうのと同じだ。

英文の初歩的な和訳も同じで、
「He walks fast.」をどのように訳すか。

苦手な生徒は「彼は歩くのが速い」と訳す。賢い生徒は「He=主語」「walks=動詞(述語)」であることを把握して、「彼は(速く)歩く」と訳す。

前者は「彼は速い」
後者は「彼は歩く」

前者は「彼は速い?・・・何が速いの?」と突っ込まれてしまう。

冒頭の文章で鳥居先生が書かれているように、主語と述語(動詞)の理解と把握が読解と作文の最重要ポイントである。

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