『論語』のミニ感想文

◎A・R(中2)
問題意識をもって自ら取り組もうという情熱のない者はヒントを与えてもピンと来ない。解決の糸口を見い出そうと粘り強く努力する根気のない者は何を教えても身につかない。

この文は、すごく私に当てはまり、孔子は私に言っているかのように聞こえた。正直言って、一度考えて分からなかった問題はすぐに飛ばしてしまうくせがある。今後は、二度三度と何回も考え直して問題を解くということが、私の課題点であろう。

◎O・S(中3)
私は、論語の中の「述而第七・一五八」を選びました。この文は問題意識をもって自ら取り組もうという情熱のない者はヒントを与えてもピンと来ないという文です。私は、この文に共感しました。理由は、教える人がどんなに一所懸命でも、問題に取り組む人のやる気がなければ何一つモノにならないと思うからです。従って、私は問題意識をもって、自ら取り組もうと思いました。

◎F・H(高1)
八佾(イツ)第三・五三の「子曰わく罪を天に獲れば、祷る所無きなり」とは、天の神様は全てお見通しであって、道に外れたことをすれば天罰を受ける。天に対して犯した罪は、どの神様に祈ったところで無駄だということだ。

自分は、小学生のときに少年野球をしていた。そのコーチはよく、野球の神様はみんなのことを見ていると言っていた。この論語の八佾(イツ)第三・五三を読み、昔からの考えは本当に変わらず伝えられていることを実感できた。