私の個人的な話だが、食事の量を減らしていて
◎朝はカロリーメイト2本に、FitLine(完全栄養食に近いサプリメント)
◎昼に炭水化物・タンパク質・食物繊維をバランス良く、種類多く、食事でしっかり摂る
◎夕食は摂らず、生徒が帰った後にお菓子を少しつまむ程度。帰宅して就寝用のFitLine
今はこれを基本にしている。
移転前の千葉時代は食生活がひどくて、塾が終わって深夜1時を過ぎて24時間営業の「やよい軒」などでボリューミーに夕飯を食べていた。そんな生活を長年続けていたら、血液検査で高コレステロール血症と出てしまった。体重も増えて「よくある不健康な塾の先生」のパターンそのものだった。
その後は生活改善を心掛けるようにして、特に食事の改善は近年のコロナ対策にも有効だったと思っている。
食事に関しては以下の2点。
◎栄養の足りない食事は空腹になりやすい
◎体によいものは消化が良い
前者については、基本的な栄養素をFitLineで補っていると、空腹を感じにくくなる。現代は栄養が少ない割にカロリーのやたらと高い食品が多く、一時空腹を満たしてもすぐにお腹が空いて、また食べたくなってしまう。それで糖分や脂肪分を摂り過ぎて太ってしまう。
後者は例えば昼食をファーストフードにすると一日腹持ちが良く、お腹が空かない。かつてはフライドポテトの油にトランス脂肪酸が多く含まれていて、それが心臓疾患を引き起こすといった噂が流れたが、消化の悪い食べものは基本的に身体に良くないと私は思っている。
要は良質な栄養を幅広く確実に摂って、それでいて消化のよいものを食べることが大事だ。
「貝と地鶏だしのらぁ麺 ちょろ」
そう。
当塾のあるダイアパレスビルの2階。
昆布に含まれる成分がACE2受容体にコロナウイルスが付着するのを防ぐという話を聞いてから、外食する時は美々卯のうどんのような出汁のきいた食事を選ぶようにしているが、「ちょろ」さんのラーメンはまさに出汁がきいている。
上の写真が、特製ラーメン醤油味と炙りチャーシュー丼(ハーフ)、下の写真が特製ラーメン塩味。
中央に見えるのが北海道にある倉島乳業のバターで、見た目ほどこってり感がなく、すっきりとした塩の風味を引き出している。溶ける前にバターをちびちびつまむのも楽しい。
問題はスープで、ムール貝や牡蠣、鰹節、鯖節をはじめ、海川山野のエキスが濃厚な味わいを醸し出している。ムール貝のためか、従来の和や中華のラーメンのイメージでなく、むしろ西欧料理を食べているようなリッチな気分になる。進化系ラーメンといってよい。
素材、調理、盛り付け、全てにおいて手を抜かないマスターのこだわりと丁寧な仕事っぷりがこの一杯に凝縮しているのである。
昨年の秋に中津から内本町に移転され、マスターがとても気さくだ。お客さん一人ひとりに大変気を配る方で、商売人の鑑である。マスターは以前のちょっとした会話も覚えておられ、私が夕飯を食べない生活をしていることなど「えっ!そんなことも覚えていてくれたんだ!」と驚くことばかり。
美味しいのはもちろんだが、先に書いた「栄養の多い食事」「消化の良い食事」であることも、僭越ながら私が太鼓判を押す。
是非、食べに行ってください。
「貝と地鶏だしのらぁ麺 ちょろ」