自習スペースの活用

自習スペースの利用については、生徒本人の自主性に任せてそれなりの活用が出来ればそれに越したことはないが、たまに気まぐれに来て、自習スペースに1時間~1.5時間程度いたところでは、ほとんど意味は成さない。「行った気になるだけ」と「自分はちゃんと勉強をしているポーズ」に過ぎず、中身は伴っていない。

だから、そういった気まぐれの行動が見られる場合には「○曜日と○曜日と○曜日の19:30から22時まで」のように家庭内で自習に行く時間を取り決め、それを守らせることと行動の習慣づけをすることが大切である。

自習時間の目安は2時間30分。集中の足りない生徒は1.5時間から始めて2時間、2時間半と、30分ずつ延ばしていくのも良い。受験生においては、夕方2時間自習をして、一旦帰宅してから夕食・風呂まで済ませて夜再び2時間自習に来るケースもある。

先日、自習に来た高校生が17時半頃から23時頃まで、途中質問を挟みながらぶっ続けで勉強をしていた。これは自分本位での勉強の仕方が確立している生徒なので、自由にすれば宜しい。また、結果を出す生徒というのは周囲がいちいち指示しなくても、自分から課題を見つけて猪突猛進(ちょとつもうしん)で取り組める生徒であることは言うまでもない。