千葉英和高校(八千代市)

国道16号線に沿って八千代松陰中・高と隣接する本校。京成本線・東葉高速鉄道の勝田台駅が最寄りとなり、約8割の生徒が自転車通学をしている。「学校法人聖書学園」の名の通り、キリスト教主義であり、講堂は十字架が掲げられたチャペルになっている。

普通科(特進選抜・特進文理・総進文理)と英語科(学年40名)の2科体制で、特進選抜コース(学年40名)は国公立、特進文理コース(学年160名)はGMARCH、総進文理コース(学年160名)は日東駒専の大学合格を目標としている。

特進選抜コースは国公立大の現役合格を目指して5教科をバランスよく学習し、基本的に部活動には参加出来ない。特進文理・総進文理の各コースは習熟度別のクラス編成となる。1年前期で共通科目を履修し、1年後期から文系は生物、理系は化学を選択。2年次に文系・理系に完全に分かれる。両コースとも私大向けの3教科(文系=国英社、理系=数英理)に特化したカリキュラムを編成。

校舎の方は既存の校舎と、アカデミックな作りの比較的新しい校舎に二分される。後者の方は公共建築設計の大御所である故・内井昭蔵氏(生前は『健康な建築』をテーマに活動)が手がけ、1987年築の図書館・体育館は本校を代表するシンボリックな建築となっている。

敷地内にはセミナーハウスも設けられ、60名規模の合宿が可能。近年竣工された多目的教室棟は、1階にはカフェテリアのような自習スペース、特進選抜コースが使用する教室が配置。グループワーク・小規模ゼミの行える新教室棟も増築され、生徒数の増加を踏まえた校舎拡充に力を入れている。全教室には電子黒板が設置され、授業で活用。

昼食は全員が同じ弁当を購入して(ほぼ給食)月額7,350円。スクールバスは勝田台便が月額7,200円、新鎌ヶ谷・千葉NT便が月額15,000円。勝田台駅からは自転車を利用する生徒も多い。クリスマス点灯式といったキリスト教の行事も充実し、部活動では野球部が県大会優勝経験、アーチェリー部がインターハイ出場と、スポーツ系・文化系ともに活発である。(部活加入率は7割)

本校は先生方の年齢層も比較的高いように感じるが、キリスト教主義ということもあるためか真面目な印象をいつも受ける。しかしながら職員の方々の細やかな気配りも見られたり、どことなくアットホームさ、一体感が感じられる学校といえよう。

※入試は「インターネット出願」になった。学校説明会などイベント参加時に交付されるIDを使用して出願する。インターネット環境のない家庭のための窓口受付はH.29ならば1/5-6のみ実施。
※入試相談を通過出来なかった生徒のフリー受験については、合格率8割。

(9月3日訪問)