1ヵ月先ではなく3日間の目標を

という新聞広告の見出しに釣られて買ってしまった週刊東洋経済10月24日号。

教育特集で「1ヵ月間の長期計画を立てるより『3日後までにこれをする』という短期の計画を立てるほうが効率的」という記事があった。これは私も同感。先週の塾通信にも書いたが「目標がないから勉強出来ません」という理屈は立たない。目標があるに越したことはないが、目標があってもなくても、目の前の課題に全力で注力できる勤勉さこそがその人物の将来の成否を分けると私は考えている。

むしろ、塾で課題が出ているならばそれをクリアすることこそが最短の目標であって、そこに気が向かずに散漫になっているのであれば、大した人物にはならないだろう。あまり長期計画を立てることに力を入れていつも計画倒れになるよりは、目の前の越えるべき山を短く設定して、そこをまず越える。そして次の山を設定してまた越える。という風に。

もう一つ別の記事から。
「ご褒美は『勝ったら後からあげる』よりも『負けたら取り上げる』ほうが効果がある」とある。何かが出来たら褒美をもらえるよりも、一度手にした褒美を手放さないことに人間は執念を燃やすらしい。