上半期の学校訪問が終了

今年上半期の学校訪問が終了した。
私立学校に公立の特別支援学校を含めて15校程度訪問したことになる。下半期も9月から学校訪問が再開するので、9-11月にかけて15校程度、年間で30校程度訪問することになる。

生徒が進学する可能性のある学校、または塾生が進学した学校、そして私自身の教養のために訪問する学校、目的はそれぞれだが、小規模塾としては遠方・近場によらず何かと掛かる交通費がなかなか重い負担となっている。恐らく神尾塾くらいの小規模で、広域にあちこちの学校を訪問している例はあまり無いと思う。

訪問してこの塾通信で掲載しない学校もある。それは以前訪問して既にバックナンバーに記している場合もあれば、学校訪問に不満を感じて(説明会が非常につまらなさすぎて)記さなかったケースもある。「つまらない」というのは、学校の理念・教育方針に一言も触れず、ただ昨年の入試結果と、最上位の特進コースの説明に終始しているだけのような、色気のない、味気のない、形ばかりで熱い想いが伝わってこない学校のこと。そういう学校にはあまり生徒を送り込みたくないな、と思うのが正直なところだ。

人間と同様に学校も「生き物」であり、変化しない学校もあれば、年々変化を遂げていく学校もある。また、偏差値や受験ガイドでは得られない空気感、その学校の校風というものは、自分で足を運んで学校の空気に触れてみないことにはどうしようもない。

これから夏・秋に向けて学校説明会が本格化してくるが、受験生とその家族は是非とも一つでも多くの学校を見学に訪れて、肌で体感してほしい。