「まとめノート」の作成

【中3模試過去問の『まとめノート』『直しノート』について』

授業で扱った学習内容を「解きっぱなし」にせず、一度つまずいた問題を整理し、反復練習することで学習効果は高まります。

(1)『まとめノート』の作成=自分なりの参考書にする
国語:漢字の読み書きの間違えた問題、古文の原文書き写しと現代語訳
社会:授業時に色ペンで書き込んだ事項を清書(要色分け)
数学:授業時に色ペンで書き込んだ公式・定理を清書(要色分け)
 例→すいの体積=底面積×高さ×1/3
理科:授業時に色ペンで書き込んだ重要事項を清書(要色分け)
 例→炭酸水素ナトリウム=炭酸ナトリウム+CO2+H2O(強いアルカリ性・弱いアルカリ性・フェノールフタレイン溶液の色の違いなど、色ペンで書いたことは全て『まとめノート』に再現する)
英語:授業時に色ペンで書き込んだ事項を清書(要色分け)
 例→現在完了=have+過去分詞

(2)『練習ノート』の作成=反復練習をする
国語:特に古文でつまずいた問題
社会:つまずいた問題全般を解答を紙で隠して練習する
数学:つまずいた問題全てを練習する(ノートに式、図、などを全部書く)
理科:つまずいた問題全般を解答を紙で隠して練習する
英語:つまずいた問題をノートに書き出し、和訳を書き込む(語順の問題、英作文、文法問題)

現在、随時確認テストを実施していますが、その取り組み具合を見ていると、どの程度反復練習しているのかすぐに分かります。特に反復していない生徒は一目で分かります。宿題についても、男子生徒を中心に手抜きが見られることがあります。30%の手抜き、35%の手抜き、少しの誤差もすぐに見破られます。

わざわざお金を払ってまで塾に通っている以上、一度取り組んだ学習は120%自分のモノとし、結果につなげて欲しいと願っています。結果を出せる生徒は、とことんまで粘ります。自分に出来る最大限の力を宿題に注ぎ込みます。

また、現在自習課題を行っていますが、1次関数など既に学習しマスターした内容についてつまずいている場合、塾ではそのフォローはしません。自助努力が足りない場合も全て見破られますから、取り組みの意識を高めて欲しいと思います。

宿題忘れについては、塾に来る意味が無いので、宿題忘れ2回で自動的に退塾扱いとさせて頂きます。

生徒の取り組みの意識、頑張り具合が授業時間、授業対応、全てに反映されます。向上心を持ち、必死に頑張る生徒には出来る限り尽くしますが、そうでない生徒には相応の対応をします。塾は学校でも託児所でもなく、それが塾だからです。

『まとめノート』と『練習ノート』については、今後を伸ばせるか否かの分かれ目にある取り組みと思います。頑張ってください。また、ご家庭のご協力もお願いいたします。

追記
自習についても、過去を見る限り、伸びている生徒に定時で帰宅する生徒は居ないということを、ご家庭で確認しておいて頂きたいと思います。