羽仁もと子の教育論

東京の池袋に「自由学園明日館(みょうにちかん)」という建物がある。
大正10年(1921)に世界的建築家のフランク・ロイド・ライトにより設計され、現在は国の重要文化財に指定されている。テレビCMで誰もが知らず知らずのうちに目にしていることだろう。

この自由学園を創立したのが、国内における女性ジャーナリストの先駆けとなった羽仁もと子(はに もとこ:明治6年<1873>~昭和32年<1957>)。現在各家庭で使われている家計簿も、元は羽仁もと子が考案したものだ。

羽仁もと子の「家庭教育と信仰」という文章がある。
大正時代頃に書かれたものでやや難解に感じるかもしれないが、何度もじっくりと読み返すことでジワジワと伝わるものがあるだろう。

宗教的な内容ではなく、あくまで教育論である。

今の時代に世間受けする内容ではないが、近ごろ話題になっている私人逮捕系YouTuberの事件やSNSとの付き合い方など、どのように考えれば良いか基本的な視点を養うことができる

昨日の勉強会で使用した資料をそのまま。
心ある方にとっては「なるほど」と思えるはずだ。
https://kj-lab.net/img/231204.pdf

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