テスト勉強のプロセスとして「作業→暗記→思考」の3段階がある。
<作業>
学校のワークなどの提出物を埋めるのは、多少の調べ作業が伴ったとしても、あくまで機械的な「作業」に過ぎない。
<暗記>
例えば会話でも、頭に入っている知識の量で会話の質は異なってくる。したがってテストに限らず、知識の「暗記」は欠かせない。
<思考>
暗唱や実際に問題を解くアウトプットで「暗記」の達成具合を確認できる。
この段階では記憶があいまいになったり、暗記した知識がどこに当てはまるのか判断に迷うことがあり、ここで初めて「思考」することになる。つまり、それまで知識を「言葉のかたまり」として作業したり暗記していたのが、知識を粉末のように砕いて「言葉の意味」を思考するようになるのだ。
テストで点数を取るとは、こういったプロセスの先に獲得されるものなのだが、点数を取りづらい生徒の場合は最初の「作業」を終えただけで勉強を済ませたと、認識の浅い場合が多い。
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