KOKOKU TIMES

学校はどうしても昔のイメージや先入観があって、素直に現状を見ることが難しいものだが、それこそ最新の学校を訪れて「今」がどうなっているのか、という点に注目したい。

さて、
寺田町の興国高校から、KOKOKU TIMESの最新号が届いた。


興国高校といえば、学校と言うよりも最早ひとつの「国」のイメージ。勢いの強さでは、数年後に大阪桐蔭を超すのではないか、と私は推測しているが、スポーツの得意な生徒だけでなく、ちょっと活動的でないタイプであったとしても、どのような生徒でも<自分の居場所が持てる学校>なのではないか、と印象を持っている。

「この学校に出逢っていなかったら見ることのできない世界をお見せする。そういう教育ができるようになってまいりました」

「一面から伸ばすのではなく、多様な教師陣、コーチ陣、様々な経験を積んだ人間との出逢いがあってこそ、能力は開花します」

真っ当で、シンプルで、目的が明確。こういった内容をサラリと述べることのできる校長先生は、意外と稀有なように思う。

草島校長の巻頭言、是非全文を。PDFで一読してみてください。
https://kj-lab.net/img/210531.pdf

※出典:「KOKOKU TIMES No.35 2021年4月号」