大阪くらしの今昔館

なんと。緊急事態宣言で5/11まで閉館になってしまった。

私が訪問したのは、閉館直前の4月22日。
江戸が武士の町ならば、大”坂”は商人の町ということで、江戸時代の大坂の町並みが実物大で再現されている。人間国宝・桂米朝師匠の館内アナウンスも柔らかい大阪弁で心地よい。

大阪市立の学校に通う生徒は馴染みのある施設だろうが、観光スポットとしても訪れる価値は極めて高い。

私の生まれ育った東京の深川に「深川江戸資料館」という江東区の施設があって、ここは今昔館と同様に江戸の町が再現されている。「大坂」と「江戸」を比較学習するならば、ある意味で対になる施設だろう。

さて、再び今昔館。写真は8階に展示されている、床一面に張り巡らされた「近代の大阪」パノラマ地図。全館ほとんど写真撮影可ということで、内本町のあたりを一枚。生玉さんのお旅所は今なお健在。商品陳列所は商工会議所またはシティプラザのあたり。
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※参考:内本町バスセンター

今昔館は、天神橋筋六丁目駅に直結していて、日本一長いと言われる全長2.6kmの天神橋筋商店街のスタート地点に位置する。さて、そこから一気にアーケードを南下。南森町駅を通過して大阪天満宮に参拝。そのまま天神橋の手前で商店街のゴール。天神橋を渡れば松屋町筋、当塾に戻ってくる。