やり取りのグルーヴ感

今、この生徒は比較的うまくいっているな、と思える生徒は、授業において、宿題において、授業時間において、私とのやり取り、全てにおいて一定のグルーヴ感(リズム感)がある。それは急アクセルを踏んだり、急ブレーキが掛かることもなく、感情の起伏も少なく、淡々としかし着実に前進していくという感覚だ。

実際、伸びるのはそういった境地にいる生徒である。塾に行くの行かないの、宿題が終わったの終わらないの、時間が長いの短いの、と通塾にまつわる状況が不安定な間は、まずそれらを安定させていくしかない。