<3年間で「勉強する気持ちがわかない」が半数以上に 学習意欲は低下傾向>
ちょっと生々しいがお葬式に関するツイート。
葬儀関連の仕事っていうのは、かつては全部遺族や地域の組でやっていた作業なんですね。だから「自分達でやろう」という発想は間違ってないとは思うんです。
でも、司会ひとつ取っても組の人がやってた頃は胃が痛くなる人がよくいたり、ご遺体の体液の処理から火葬から、(つづく— 大慈@お寺YouTuber🙏 (@Daiji_Zen) May 20, 2022
「プロに外注する」ことが当たり前になってきて、お葬式であればスマートな葬送が可能になったことは間違いない。一方、子どもの立場でいえば、身近な生活体験が減ることを意味していて、例えばおじいちゃんが亡くなっても「お葬式へ行った。以上。」で自身の手を汚す体験が残らないから実感も乏しくなる。
更にいえば、その延長線上で墓参りをしたことがない子も増えており、理科で「花こう岩」の話が出ても、ピンと来ないのだ。一事が万事で、実感の乏しいことばかりになるから、教科書に書いてあることも自分の生活と連動してこない。それは「勉強する気持ちがわかない」という結論に繋がっていく。
授業をする側としては「面白くして生徒の興味を喚起しよう」となる。しかし「面白い」ことが前提となれば、演出が刺激的となり、見る側も更に刺激が伴わないと興味を持たなくなる。今の一部のYouTubeに見られるように、それがどんどんエスカレートして、やがては行き詰まりを迎えることになる。
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