京紫と江戸紫

子どもの頃の私は「紫」という色にあこがれていて、水色の地下鉄東西線(現在の東京メトロ東西線)沿線に住みながら、いつかは紫色の半蔵門線沿線に住みたいと願っていた。それからウン十年経って大阪に引っ越し、まさか紫色の大阪メトロ谷町線の沿線に住むようになったのは我ながら驚きである。

さて1月の下旬。千葉から羽田に向かう途中、久しぶりに子どもの頃過ごした土地を散策してみようと思い、紫色の半蔵門線「清澄白河」で下車した。

「結局、紫色の電車に毎日乗る生活になったな・・・」

しみじみ思いながら、谷町線の紫と半蔵門線の紫はその色合いが異なることに気づいた。

◎谷町線=「京紫」(濃い紫)

◎半蔵門線=「江戸紫」(淡い紫)

こういった系統の話題も興味の有無は個人差があるとしても、
「なんで千日前線はピンクなのかな」とか疑問をもって調べてみると、屁理屈とはいえ頭の中でひとつ回路が繋がるような納得感が得られる。

人それぞれ、ちょっとした日常の景色に関心を持つこと。これもまた生活体験の一例となろう。

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