「模試」と「教材の練習」は双璧

今年度の中学3年生の模試結果を検証すると、

「模試の多頻度受験」と「通常教材の練習」が双璧であることが見えてくる。

模試に関しては、最新の模試を毎回受験することと、過去の模試を徹底的に練習することだ。徹底的に練習するというのは、分からない所を細かく調べて、不明な余地を残さないこと。また過去問は同じ問題を繰り返し練習するとその答えを覚えてしまうので、新しい回の模試にどんどん着手して、解く行為を数多く重ねることだ。

そうすることで、「関数で面積の問題=等積変形」のように、出題パターンに対する対応力が身につく。

1月の模試における成績アップの原因は以上の理由だ。

一方、入試問題では「対立形質」「地球型惑星」「BRICS」を答えさせるような重箱の隅を突くような問題も出題される。それは、コラムも含めて教科書すべてに書かれていることが出題範囲となるから、入試問題を作成している先生としては「どこかに穴がないかな」と、これまで取り上げてこなかった部分から作問するためだ。

ということは、模試の勉強だけでは不十分で、ここに通常教材の勉強の大切さが見えてくる。つまり、教科書や定番の塾用教材「新中学問題集」のように一見退屈そうに見える分厚い問題集をどれだけ細かく着手し、自分のものにしたかが模試の練習だけではすくい取れない細かな穴を埋めてくれるのだ。

これで「模試の多頻度受験」と「通常教材の練習」が受験勉強にとって双璧ということが理解できたと思う。中学3年生はこういったことを知っておいて欲しい。