W・Hさん(中3)

『弱みを知る』

神尾塾に入塾してから、一年半が過ぎた。今振り返ってみると、あっという間だったようにも思う。本当に多くのことを学んだ。勉強だけではない。人として、だ。

初めての体験授業の時、私は「怖い」と感じた。何が、ということはない。雰囲気だろうか。ここほど、静かな場で勉強をしたことはない。今はどこよりも集中できるーあるいは、勉強に集中するほかはないー場なので、その場を失うことは不安でもある。おそらく、あの怖さの原因は、自分の集中力が足りないことに気付いていたからだろう。今は入塾前よりも、かなり集中できるようになった。

集中と対照的なのは、“怠け”だと思う。そして、これが私の最大の短所でもある。今でもかなり後悔している。テキストである。私は苦手な教科を後に残していたため、取り組みがあまりにも不十分だった。先生にも家族にも多大なる迷惑をかけてしまった。本当に申し訳なかった。しかし、身をもって短所を知ったことは、今後を考えると大切な経験になったと思う。自分の弱さを知る、これも神尾塾で得たものの一つだ。これを肝に銘じて、これから学習、生活していこうと思う。

前述の通り、私は神尾塾で“自分”というものを深く学んだ。弱みを知れば強くなる。私は自分に対してそう思う。今、高校受験を良い形で終えることができたことは、大きな強みとなるだろう。この強みを今後の自信につなげるためにも、弱みー安心して怠けたりしないようにーを出さずに、成長した私として、過ごそうと思う。高校生になると、より多くの経験をし、より多くの弱みを知ることになると思う。しかし、そこで終わりにせず、短所は改善し、長所は伸ばして、より良い自分でいられるように努力する。これは一生続く成長になるだろう。神尾塾で得たものを活かし、これからの人生を歩んでいきたい。

(鎌ヶ谷5中→駒込高校国際教養コース一般合格)