3ヶ月先の予定を立てる

私は自身のスケジュール管理に「タイムデザイナー」というソフトを使っている。
https://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se271535.html

Windows XP/2000/98用という、メチャクチャ古いソフトである。朝5時から夜11時までの予定が学校の時間割表のように書き込めるので、10年間重宝しながら使い続けている。神尾塾の時間割が2010年の本開塾以来とどこおりなく編成できているのも、1000%この「タイムデザイナー」のおかげである。

さて、1か月分でA4用紙に1枚。これを3か月分印刷して常に持ち歩いている。毎晩帰宅すると、手書きで修正したスケジュールをこのソフトに反映させ、プリントアウトして一日を終える、という流れだ。今、最新の予定表を見ると3ヶ月先の最終日は10月13日(土)となっており、そこまでの予定を組んでいる。ということは、私の頭の中では「もう秋だな、今年もあと3ヶ月を切ったか」という気分になっている。

このように3ヶ月先まで神尾塾の時間割を確定させておくと、急に指導日を設けたり削ったり、というジタバタが発生しない。そうすれば生徒・ご家庭に迷惑を掛けることもないし、無理に詰め込んだような授業日程というものも生じなくなる。日曜日に指導日を設ける生徒もいるが、受験学年でないのに火曜・金曜と来て毎週日曜も、となると気の毒だから、適宜日曜日は間引きをして休ませて、といったゆとりのようなものも、この時間割3ヶ月計画の中から生まれてくる。

現在、神尾塾では月8回設定の生徒で「月+木+(土)」「火+金+(日)」の中1日または中2日でテンポよく月8回+季節増設の消化をすすめている。必然的に水曜日が中途半端になるので、水曜日は今年から休塾日の設定が多くなっている。休塾日といっても私自身は出張・他業務の処理日に充てているのが実情だ。

もう一つ、この3ヶ月予定とは別にExcelで作成した年間予定表というものも1枚携帯している。ここには県立高校の出願・入試日程、神社の祭典日、プライベートでいえば10年生き続けたスズメの命日といった項目を書き込むため、何かの記念日を忘れていた、ということがまず生じない。今現在で2019年9月までの長期予定を組んでいる。また、休塾日の目安も半年から1年前には組んでおくことで、出張に必要な旅費も早期購入して最安で済ませることができる。行き当たりばったりの予定では希望する宿泊施設が確保できなかったりするので、損することが多いからだ。

このように予定を組んでいても、突発的にトラブルや対応すべき案件が発生することもある。しかし「3ヶ月の短期予定」と「1年間の長期予定」をセットで用意していれば、全体を俯瞰しながら調整できるので、やはりジタバタしなくて済む。車の運転だってそうではないか。前の車のおしりだけを見つめて走ったら自車は左右にハンドルが揺れてしまうが、3台から5台先の車の動きを見ながら自車を運転したら、急アクセル・急ブレーキ・ハンドルの左右の揺れはさほど生じず、安定した走行ができる。それと同じだろう。