した方がよい、の解釈

私から見て目上の立場の人から「これはした方がよい」と言われたことは、「しなさい」という意味と裏腹だということに最近気づいてきた。そして、その「した方がよい→しなさい」を自分で実行することで、アドバイスをする立場の人から更に一歩進んだ協力を得られるということも分かってきた。

なので「これはした方がよい」とアドバイスを受けて、「でもしなくてよいか」と自己判断により「しない」ということは、アドバイスをする側としては「勝手にしろ」という結論になる。

思い出してみれば確かに塾の過去の生徒でも、「○○高校見ておいたほうが良いよ」とこちらが伝えて、まれに動かない生徒・ご家庭があったりする。この場合、こういった鈍さ(ある意味自分勝手)を各方面で繰り返しているから、「運が開かないなあ」という方向に自らはまっていく。もちろん、アドバイスに絶対服従になれ、ということでもない。自分で進む・進まないの判断をすることも一方で大切ではある。

ただ、他人がもたらすアドバイスに【聞いて損なものは少ない】ということだけは今の私としては高い確率でいえると思っている。