4月12日の千葉県議会議員選挙で、鎌ヶ谷選挙区の投票率はたったの34%だったという。来週の26日には市議会議員選挙が行われるが、前回(4年前)の投票率が45%だったけれども、今回は更に下がるのかもしれない。昨年12月の衆議院選挙でも投票率は52.66%しかなかった。国政選挙でさえ有権者のうち約半数は選挙に参加していないのである。
私にとっては子供の頃、選挙の度に家族に連れられて投票所へ足を運んでいたから、選挙に参加するのは当たり前だという「常識」が自分の中に確立されている。
「政治に興味ないし」「誰も入れる人いないし」という声も聞くが、「そういう問題ではないだろう」と思う。選挙権は基本的人権のひとつであり、私たちの生活のあり方を決定付ける重要な意思表示の行為なのだ。
是非大人は、「自分が一票を投じる姿」を子供たちに示して欲しいと願わずにはいられない。子供は親の背中を常に見て、いつしか親と同じ行動を取るようになるのだから。