M・Hさん(中3)

M・H(女子)さんは中学2年の末に入塾。すでに不登校の傾向があり、3年生はほとんど全休となってしまった。それでも塾には週3回、一度もくじけることなく最後まで通塾を全うすることが出来た。しかも県道船取線と木下街道の交差する馬込十字路から自転車で30分をかけて、である。ご家庭の自動車送迎が困難だということで、雨の日も風の日も自転車に乗り続けた

神尾塾に通う前に行っていた塾はとても自由で友達と話したり、あいさつをするという事も特に無く、遅刻も許されていて、宿題もあまり出ませんでした。さぼりをしても注意をされなかったので私はだんだんとそこの塾へ行く事が少なくなり、いつのまにか辞めていました。

そこの塾を辞めて家で何もしないで過ごしていた時に母がすすめてくれたのが神尾塾でした。母は勉強だけでなく礼儀も教えてくれる所だよと教えてくれて、私は厳しそうだなと思った事を覚えています。母と話し合い、実際に行ってみると今までの塾と全く違い、少し驚きました。でも勉強が分かりやすく大嫌いだった数学も少し好きになれたし、英語が少し出来るようになった事が嬉しかったのと、何をやっても自分は無理だと思っていたのに最近は少し自信がついたのが一番嬉しかったです。

神尾先生の塾に通えて本当によかったと思っています。今までありがとうございました。

4月初旬の最終授業で作文を書いてもらった。書いては消し、を繰り返しながら400字の原稿用紙をビッシリ埋めてくれた。「自信がついた」のなら何よりである。

Mさんに限らず色々と生徒やご家庭の方の話を聞くに連れ、私語が絶えない塾とかまともに挨拶もさせない塾とか本当に多いのだな、と驚いてしまうのだが、、、本当に多いのである。

さて、学習面では学校に通えていないため、義務教育の範囲を習得させること、そして高校に進学しても困らないように、ということを踏まえて英語・数学の必修項目はほぼ網羅することが出来た。Mさんは堂々と高校生活を始めることが出来るだろう。

不登校になる生徒にはいくつかのパターンがあって、当然複数の要因が絡まっていることが多いのだが、Mさんの場合は「成熟」というキーワードが大きく当てはまるだろうと私は見ている。実年齢に比べて精神面が成熟してしまって、同年代の子供たちと一緒にいることに違和感を覚えてしまうのだ。学校で集団生活を送っていると、どこか場違いな、居心地の悪さを感じてしまうのである。

これを私は全面的に肯定するべきと考えているわけではないが、そういった生徒を無理矢理学校に押し込むのは本人にとって酷であろうと思っている。

Mさんは先週から船橋のN学園に進学している。私が心底信頼している高校の一つだ。「成熟」している、とは言っても、「高校生」を満喫する学生生活も是非とも送って欲しいのである。N学園ならそれを実現してくれるだろう。

ひとまず、「一丁あがり」。

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kamiojuku