高校入試のミニ情報

あまり面白い話題ではないのだが、備忘のためにも記しておく。

◎平成24年度の1年間の生徒退学率(高校)
昭和学院1%
千葉英和1%
秀明八千代1.5%
千葉商科大付属1.6%
柏日体2%
中山学園2%
—(ここまではごく普通)
東葉5%
東京学館船橋6%
明星(通信制)6%
あずさ第一(通信制)8%
—(学校のタイプ、または通信制になると退学率が高くなる)

◎ある中堅私立高校の受験者にアンケートを実施したところ、81%の中学生が何らかの塾に通っていた。

◎私立学校の諸費用は1人あたり年間約100万円かかるが、公立の生徒にも同様に1人あたり100万円の費用が掛けられている。
このうち、千葉県の私立学校には生徒1人あたり30万円が税金から補助されている。従って、残りの70万円が授業料として家庭に請求されているのだ。公立学校では1人あたり年間100万円がそのまま税金より割り当てられているということになる。

私立に通う家庭にとっては、子供の学費を支払うと同時に、税金として公立高校に通う他家の子供たちの授業料もダブルで支払っているということになる。この点の不公平を是正するよう、私学協会は国・自治体へ改善を促している。

◎近隣私立高校の初年度納入金
聖徳女子90万
千葉英和85万
千葉商科大付属74万
東京学館船橋73万
中央学院69万
秀明八千代69万(ただし必修の英国留学は別途)
八千代松陰69万
柏日体68万

◎児童数の減少
千葉県内の公立小学生は5万人程度でしばらく推移を続けるが、平成35年より急激に減少が始まる。平成24年度56,000人として、平成34年度52,000人でここまでは良いが、平成36年から40,000人を割る見込みとなる。
柏・松戸・船橋といった都市部は上記のように当面安定を続けるが、農村部、房総半島方面の定員割れは既に始まっている。