生徒の答案を丸つけする時に、単純に○︎×をつける方が採点する側も効率的で、生徒にとっても分かりやすい。
テストはそれで良いかもしれないが、しかし果たして生徒にとってそれが最善とは限らない。
特に選択問題で「アではないからイ」としてしまう思考パターンの生徒にとっては、「アで×だったからイでいいや」となり、これでは思考したことに全くならない。
そこで、そういったタイプの生徒を中心に、答案用紙に○︎×をつける採点法ではなく、間違えた問題数をカウントして「-1」「-2」とだけ書く採点法を用いる。
すると、生徒としては間違えた問題を探すべく考えざるを得ない。生徒にとっても指導側にとっても手間が掛かるが、結局自分で考えなければならないという勉強の最終目的を果たすことができる。
時間が掛かり過ぎるデメリットはあるが、通常の○×をつける採点法と組み合わせて生徒自身が考える機会を増やしていく。
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