先生と生徒は合わせ鏡

学校法人雲雀丘学園の創立70周年記念誌より、23ページ。

(抜粋ここから)

板倉先生(※初代校長)は、『わが心の自叙伝』(1967年)では、雲雀丘の教育について次のように記している。

(中略)

また、教師に対しては次のように述べて、教師自身も自ら学んでいる姿を生徒に見せることが何よりも大切であることを強調している。

「模範を示す等と云うことは、吾々(われわれ)凡庸(※ぼんよう=凡人)には烏滸(おこ)がましいが、斯(か)くあれかしと思うことはつとめて躬行(※きゅうこう=自ら実行)する。

(中略)

之(これ)は訓育ばかりではない。勉強も同様。先生が研究せずして、生徒に勉強せよ、勉強せよと云ったとて、生徒が勉強する様にはならぬ。教師自らたえず研究に従事している。机の上に何時も専門図書が開かれている。寸暇(すんか)を見つけて、それを読んで居ると、それが自然に生徒に及ぶものである。

(中略)

その人格と見識・学識はいずれをとってもまさに「校長という職に就く人物は斯くあるべし」という人物だったといえる。

(抜粋ここまで)

先生と生徒は、合わせ鏡

先生がきちんとすれば、生徒もきちんとする。
生徒をきちんとさせたかったら、先生がまずきちんとする。

親と子の関係も同様。
これ、永遠の真理だと思っている。

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