定期購入は耐性がつく

長年神社のお手伝いをしてくださる方が自家製で白菜の浅漬けを作っていらして、冬の時期は大阪に持ち帰って少しずつ食べている。

もともと八百屋さんを営んでお店で販売していたレシピでもあり、味は絶品。炊き立てのご飯を白菜でくるんで食べるのが、世の中で一番美味しい食べ物だと私は確信している。しかも、お腹の調子も整えてくれる。食物繊維と発酵による乳酸菌が活躍しているのだろう。

思えば森下仁丹のビフィーナなど、定期購入でさまざまな健康食品を試してきたが(定期購入でしか取り扱わない商品も多い)、どれも最初の3ヶ月は効果を実感する。しかし、身体が次第にそれに慣れてくると、いつの間にか「ただ飲んでいるだけ」の生活に陥ってしまって効果の実感も薄くなり、毎月一定の金額が口座から落ちていくだけになる。それでまた新たに別の健康食品に手を出して、同じことを繰り返すのである。

学習塾も、基本的には定期購入のような商売である。定期購入だからこそ、マンネリに陥りやすく、生徒側は耐性がつきやすい。耐性がついていることも健康食品以上に気づきにくい。指導側は常に「これでよいのか」と自問自答しながら、生徒に対する次の一手を考え続けなければならない。

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