定期テストの前に私が最も注目しているのは、その生徒が「テストに対して当事者になっているかどうか」という点。
当事者になっていると、下記の現象が見られる。
◎テスト勉強用具を塾に持参する(隙間の時間を無駄にしたくない)
◎テスト範囲表を早めに塾に持ってくる(いつものことを習慣化できる)
◎これらを持ってこない自分が嫌になる
一方、当事者になっていないとその反対の現象が起きる。
当事者になっていない状態では砂漠に水を撒くようなもので、当然成績も上がらない。
80をさせたら80まで、100をさせたら100まで、その先の伸びしろがない。
これは大人でもそうだと思う。
私自身も、親が亡くなって初めて「自分がやらなければ!」と奮起した部分も多い。
つまり、誰かが代わりにしてくれるから、自分がしなくても別に何も変わらないだろう、という状況のうちは当事者性は出てこない。
そんな中でも当事者性を発揮できるのは、生まれつきの気の強さ、負けず嫌いの性格を持った者である。
ということは、厳しい競争社会の現代においては、生まれつき負けん気の強い性格の方が有利ではある。
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