時間の危うい or 危うくない生徒

当塾では定刻5分前までの入室を課しており、19時30分開始であれば19時25分までに入室することになる。ところが、入塾当初または時間に対する意識が希薄な場合、19時26分とか19時27分といった微妙な時間での入室があり得る。

開始時刻が19時30分なのだから別に良いではないか、という考えもあるだろう。しかし、興味深いもので生徒によっては19時25分になった瞬間に毎回バシッと入ってくる者がいる。

塾としては「5分前まで」なので19時20分でも19時15分でもよい。来たら来たでその時間から開始できる。もちろん30分前は早すぎる。早すぎても良いではないか、という意見もあるだろうが、他者を訪問する時にアポイントの30分前に訪問したら、反対に失礼になる。そういった意味も含めて5分前までの習慣づけに意味がある。

さて、その19時25分にバシッと入室してくる生徒は、時間を相当意識している。この時間の収め方に<危うさがない>。一方、そうでない生徒は19時26分に近い25分に入室してくる<危うさがある>のだ。

この危ういか、危うくないかの境界線が、意外と信用問題に結びついていることに気づくべきである。