K・T君(中3)のお母さま

2月、無事に志望校に合格することができました。
入試当日は筆記試験を終えた息子が興奮気味に「数学がめちゃできた、100点かもしれん」と言っていました。「まさか入試でそれはないやろう?」と笑って返しましたが「いや、時間が余ったので全部2回やった、全部解けたし間違いも全部見直した。悪くても90点は絶対とれた思う。」と話していました。試験結果を公開しない学校なので真相はわかりませんが、入試では会心の出来だったようです。

私が塾の門をたたいたのは、息子が中学3年の11月に入ったころです。志望校は決まっていたのですが、現状では合格が厳しくなんとかできないかと悩んでいた時です。
学校は中高一貫だったので、学校から高校入試に対しての情報をはじめ的確な指示やアドバイスは得られず手探りの状態でした。インターネットで大阪市の個別指導塾を探していた時に「KJ LAB」のHPに出会いました。ふとブログが目に留まり本質を突いた文章と多面的な視点が面白く是非一度相談をしてみたい思ったのがきっかけです。

初対面でしたが神尾先生と話をしていると時間を忘れて2時間超お話をしたと思います。先生は個別指導のスペシャリストだけあって、このタイプは、このケースは、こういう場合は、と圧倒的な引き出しの多さと対応力をお持ちであるところに感銘したのを覚えております。たくさん質問したと思いますが、どんな質問に対しても分かりやすくクリアーに回答していただきました。模試の結果表のペーパーひとつで息子の個性や成長ポイントを酌みとってアドバイスをされてすごい先生だと感じ、入試まで3か月という時期でしたが、何とか引き受けていただけないかとお願いをして入塾いたしました。

入塾してからは塾での様子だけでなく志望校のデータ分析や宿題への取り組み状況・家庭での関わり・生活の管理についてまできめ細やかに連絡をいただきました。そして何よりも「本人が自分で気づくように」ということを何度もアドバイスいただきました。ついつい親が口をだしたり判断してしまいがちですが、本人が気づくまでじっと耐えることを親としても訓練した期間だったと思います。

受験生だけあって宿題はかなりの量をだしていただきました。しかしふと気づいたのは、今まで通ったことがある他塾は宿題をほとんど出さなかったり、宿題を出しても出しっぱなしが多かったように思います。神尾先生は○つけ→直し→テスト→直し→再提出→再テストとできるまでしっかりと向き合わせてくれます。煩雑さや手を抜いた部分はすぐに見抜かれて再提出となるので、息子にとっても向き合うしかない状況を作っていただいたと思います。

息子は先生の塾にいた3か月はかつてやったことがないくらいの量の勉強をしたのではないでしょうか。80分授業なのに連日のように5時間近く授業を行っていただいたこともありました。しっかりと問題の本質に向き合わせてくれる、それは先生が真正面から息子と向き合っていただいたからこそできる指導なのだと思います。最初は「しんどい」と弱音を吐いていた息子でしたが、「何のために先生は5時間もやってくれているのかな?」と問いかけたところ、弱音を吐かないようになりました。

試験直前はプレッシャーからか腹痛や頭痛が続き大変な時期もありました。体調を優先した方がいいと思い、「塾をお休みするかどうかは自分で決めなさい」と息子に言うと「休まない、行く」と言って塾に行きました。そんな息子の姿を見て頼もしく感じました。

振り返れば短いのか長いのか分からない3か月でしたが、一つ一つが成長のプロセスだったように感じます。この経験が息子の今後の人生において自信となっていくだろうと確信しています。そして私にとっても本当に貴重な経験をさせていただきました。

試験である以上合格もあれば不合格もあり、偏差値や点数など様々な結果がついてきますが、点数や結果の背景にははかれないほどの汗と涙と努力と思いがあるのかを体験させていただきました。先生のサポートなしでは途中で心が折れていたかもしれません。的確かつ温かいサポートのおかげで最後までやりきれたと思っております。
素晴らしい塾と先生にご縁をいただけたことに本当に感謝いたします。次は娘がお世話になりますが引き続きよろしくお願いいたします。

(関西創価高等学校合格)

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