漢字は自助努力のバロメーター

高校生・中学生それぞれに言える一般的な話だが、国語の中間・期末答案が返ってきた時に、私はどこを見るかというと、漢字の読み書きの問題が何点取れているかを見る。

大体1問1点で10題、100点満点中の計10点での設定が多い。

そこで、読解の出来不出来に関わらず、漢字の読み書きが出来ている生徒は、やはり自助努力が出来ている。反対に漢字がボロボロの生徒は、試験範囲の漢字練習が出来ていないのだな、ということで「手抜き」だという風に見てしまう。

これは理科・社会の一問一答問題も同じで、ここの手を抜いている生徒はどうしようもない。まあ、最近はアクティブ・ラーニングや大学入試改革で暗記型の試験から発想型の試験へ転換が進みつつあるので、こういった草の根の努力をどちらかといえば否定する向きもあるが、どんな時代でも武道の「守・破・離」と同じで最低限の知識を覚えておかないことには、発想するにも会話するにもどうにもならない。

そうした土台があってはじめて、クリエイティブな授業をしていこうか、という段階になる。この優先順位を前後させてはならないし、前後させても取り組みが無駄になるだけだ。

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