子ども時代に心が動く経験を

先日、リクルート出身の方と話していて興味深かった話題を。

その方が情報媒体で大手企業を担当していた時に気づいたこと。大手企業に就職する人たちは皆キラキラ輝いていると思っていたが、実際はそんなことがなかった。輝いているのは3割だけで、残りの7割は腐るかくすぶっている人ばかりだった。何故だろう?と分析してみたら、「子どもの頃の原体験があるか、ないか」という原因に行きついた。子ども時代に心が動く経験、感動的な体験をしているかどうか。それがあるかどうかで3割に入るかどうかが決まる、とその人は語った。

なるほど!と思った。それは勉強でなくてもよい。サッカーでも趣味でもいい。この話をして下さった方が一橋大学の出身だったことも興味深い。私の考察だが、学力面で上位~中間層は「勉強」に囚われてしまっているのかもしれない。一方、超上位層はその段階を超越して、勉強と人生を一体化させている。また、いわゆる学力下位とされる層はそもそも学力の価値観があまりなくて、ある意味自由である。そんな風に考えてしまった。

私の考察はともかくとして、「子ども時代に心が動く経験、感動的な経験をしているかどうか」。この話はひとつの道標になるだろう。

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