本日、私立高校の入試日となった。
これまた興味深い現象だが、今の時期に当事者として勉強している生徒は受け答えの質が変わってくる。勉強面でもその他生活面でも、ちょっとした問いかけに対して的を射た回答を返してくるのだ。
自分の頭で考えて勉強している場合と、他者から仕方なくさせられている勉強。要は自分の思考を使っているかどうか、という部分がここでバレてしまう。
孫子の兵法は「戦わずして勝つ」である。戦わないという意味ではなく、戦う前に確実に勝てるまで準備を重ねなさい、そうすれば必ず勝つ、という意味である。だから勝負の結果は戦う前に予測可能なのだ。私立の場合は多めに合格者数を出すので事前の入試相談さえ通っていれば、という出来レース感も否めないが、それでも落ちる生徒は落ちる。
落ちないために取る戦法は「戦わずして勝つ」である。
◆
当塾についての詳細な情報はこちらをご覧ください。