基本事項を連絡ファイルに書き込む

当塾では「連絡ファイル」に授業記録と連絡事項を記して毎回生徒に渡すことで、ご家庭との情報共有ツールとしている。これは約20年前に私が家庭教師をしていた頃に始めた書式で、フォーマットは今も当時とほとんど変わっていない。

この「連絡ファイル」の表紙に、勉強面で覚えておくべきことを生徒に記入させる場合がある。

プリントやノートに重要事項を書いても、そのノートが先に進むにつれ埋もれてしまって、どこに書いたのか分からなくなる。肝心なことは生徒自身がそれを覚えるかどうかであり、どれだけ立派にノートにまとめたとしても、生徒自身がそれを覚えなければ意味が無い。

ということで、普段の通塾に欠かせない連絡ファイルに重要事項を書いておけば、いつでもそこから大切な知識を引き出すことが出来る。

「不定詞=to+動詞の原形」「未来形=will+動詞の原形」「一般動詞は動き、be動詞は存在」といったシンプルな基本事項が、何も見なくても常時生徒のあたまの中を駆け巡るようになればよい。それが目的だ。