深夜、TOKYO2020オリンピックの生中継が終わると、
8月15日、終戦の日が近づいていることもありNHK総合テレビが一気に戦争関連の番組に切り替わる。
1995年に製作された「映像の世紀」のデジタルリマスター版が再放送されている。
▼8月3日
20世紀の幕開け~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~
大量殺戮の完成~塹壕の兵士たちはすさまじい兵器を見た~▼8月4日
それはマンハッタンから始まった
ヒトラーの野望~人々はナチスに未来を託した~▼8月5日
世界は地獄を見た 無差別爆撃、ホロコースト、原爆
独立の旗の下に アジアは苦難の道を歩んだ▼8月10日
勝者の世界分割~東西の冷戦はヤルタ会談から始まった~
恐怖の中の平和~東西の首脳は核を背負って対峙した~▼8月11日
ベトナムの衝撃~アメリカ社会が揺らぎ始めた~
民族の悲劇果てしなく~絶え間ない戦火 さまよう人々~▼8月12日
JAPAN~世界が見た明治・大正・昭和~
塾通信で本番組を紹介するのも、小中学生には時期尚早かもしれない。
近現代史を学べる貴重な教材ではあるが、一定の年齢に達した大人が見て、いろいろと想いを巡らせるだけでよい番組なのかもしれない。
とんでもない映像の連続。
しかし、これらは全て現実であり、その上に私たちの今の生活があることも忘れる訳にはいかない。