先日、所用で島根県の出雲市内を訪れていた。
空港から地元の一畑バスに乗ると「斐川」という地名が出て来た。
「はて、何と読むのかな?」
この「?」の部分を頭の上に掲げた状態で、引き続き車窓から外の景色を見ていると「Hikawa」「ひかわ」の文字が入った公共施設や商店の看板が目に入ってきた。
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これ、何てことのない話に思うだろうが
「答えを自分で引き寄せる」ためのポイントがここに隠されている。
まず、分からないことが出てきたら、「斐川の読み方が分からない」ことを頭の中で明確にして、「もうすぐ答えが出てくるはずだ」と自分を信じておく。
すると、自分の意識・無意識が総動員されてアンテナを張り巡らせるから、適切なタイミングで答えがふと向こうからやってくるのだ。
新約聖書『マタイ伝』の「求めよ、さらば与えられん」とは、これである。
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求めるから、与えられる。
求めなければ、与えられない。
つまり、自分が疑問をもつから答えが引き寄せられるのであって、自分が疑問を持たなければ答えはやってこない。
この話を読んで「勉強の極意」がここに潜んでいることを理解できたら、立派なことだ。
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