先週に続き、2020年度・第5回(10月11日実施)五ツ木模試の成績資料『全体のまとめ』から分析してみる。
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■上位3分の1のボーダー
旧第1学区(北摂方面)SS 56
旧第2学区(中央区以北)SS 53
旧第3学区(中央区以南)SS 53
旧第4学区(府南部方面)SS 53
■上位2分の1のボーダー
旧第1学区(北摂方面)SS 51
旧第2学区(中央区以北)SS 48
旧第3学区(中央区以南)SS 48
旧第4学区(府南部方面)SS 48
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大阪府北部、阪急線方面が頭ひとつ上に抜けている。北摂を除けば、大阪市を含めてその他の地域はそう大差はない。
隣府県で見ると、
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■上位3分の1のボーダー
兵庫県 SS 62(受験者数605 / 中3生徒数約5万 = 受験率1.2%)
奈良県 SS 61(受験者数2265 / 中3生徒数約1.2万 = 受験率18.9%)
京都府 SS 60(受験者数618 / 中3生徒数約2.1万 = 受験率2.9%)
和歌山県 SS 54(受験者数127 / 中3生徒数約0.9万 = 受験率 1.4%)
大阪府 SS 53(受験者数22985 / 中3生徒数約7.7万 = 受験率29.9%)
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大阪は地元の模試ということで比較的幅広い学力層の生徒が五ツ木模試を受験している。それでも受験率で見ると30%程度。
隣府県からは意欲の高い生徒が五ツ木模試を遠征受験していることと、大阪と母集団が全く異なるので一概に大阪と隣府県の学力差を論じることは出来ない。ただし、最初の資料の「旧第1学区」が頭ひとつ上に抜けているのは、地域的に兵庫・京都方面と接続しやすいこともあり、エリアの特徴がこれで何となく考察出来るように思える。