合理的であるか

もう一つ、私の行動基準に「合理的であるかどうか」を常に考える習慣がある。「それって意味がある?」と常に自問自答して、意味がないことはしない。意味があることだけをする。

私の場合は物を溜めておくことが不愉快なので、塾の本棚を見ても分かると思うが、蔵書が多くない。むしろ、しばらく使わないと思われる書籍は廃棄するか、ブックオフなどに売却している。

なので、当塾の本棚に残っている本たちは、幾多の「捨てようかな」という洗礼を勝ち残ってきた、優秀な本ばかりである。使える本ばかりを残しておけば、いざ必要な時にすぐに取り出すことが出来る。まさに合理的な行動が出来る。

「余白の美」ということばもあるので、何が何でも合理的なだけでは息苦しくなってしまうが、「合理的であるかどうか」を意識して行動すれば、短時間により多くの仕事をスマートにこなすことが出来るようになる。