安くして危うきを忘れず 投稿日 2020年3月23日 著者 KJ LAB カテゴリー 人生論 『易経』の繋辞下伝(けいじかでん)に「安而不忘危(安くして危うきを忘れず)」という孔子の言葉が出てくる。「平和なときに危機を忘れるな」という意味であるが、反対に読むと「危機のときに平和を忘れるな」となる。 だから安穏としたときに油断をしてはいけないし、危ない状況の時にも安らかな気持ちを保つことが大切だ。落ち着いた心境の中に危機意識を共存させ、危機的な心境の中に平穏な意識を共存させる。そこでバランスのとれた、左にも右にも偏らない精神状態を「中庸(ちゅうよう)」と呼ぶ。 シェア 投稿 ブックマーク LINE フィード 個別専門塾 大阪市 数学の苦手解決 算数の苦手解決