一期一会

正月、神社で初詣対応をしていると参拝者と神職という関係で1年に1回、馴染みの顔ぶれと再会することになる。赤ちゃんだった子供が小学生、中学生へ成長していったり、中学生・高校生だった子が社会人になって結婚して家族が増えたり、と年ごとの変化が手に取るように分かる。

一方で、現役で活躍されていた熟年世代の方が亡くなったり、また私自身もかつてお世話になったご老人が高齢者特有の認知の病気を発症されたりと、ご家族の方が介護でかなり疲れている中参拝に来てくださる表情を見ていると、その当事者の元気に活躍されていた頃の姿が目に浮かび、本当に胸の詰まる想いがある。

良くも悪くも、人間は同じ状態が永遠に続く訳ではなく、成長もすれば終焉に向かってその歩みを続ける人もいる。誰一人として同じところに留まる人はいないのだ、と当たり前のことだが改めて思う。

昨年の正月に「病気平癒」のお札を求めながらお神酒を飲んで談笑していた方がその半年後に亡くなったり、今年の正月は嬉しい再会もあったけれども、反面「諸行無常」というか切なさのようなものが私自身上回っていたような気がする。

旧神尾塾の生徒・ご家庭の方も訪れて下さり、警視庁への採用が決まったO・Iさん、第一志望の大学進学が叶ったI・Sさんをはじめ、卒塾生・親御さんの最新の様子・表情を見せてくれたことは心底嬉しい正月でもあった。

いずれにしても、「一期一会」なのだと思う。
今、目の前の出会い、出来事は人生でたった一回の貴重な瞬間。2020年もKJ LABは『一人ひとりに向き合う。この塾で、成長する。』のキャッチコピーと共に進んでいきます。

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